70年代の世界の包茎手術事情と現在

韓国国旗

包茎手術は年代によってもその在り方が変わってきています。1970年代では、包茎手術は韓国やアメリカではスタンダードなものでした。ただし、アメリカと韓国では包茎手術の考え方は多少異なります。

 

アメリカでは第二次世界大戦後〜70年代くらいまでは新生児期、乳児期に多くの男児が包皮を切除する手術(環状切除術)を受けていました。

 

宗教的な理由から新生児・乳幼児期に「割礼」を行う国はアメリカ以外にもありますが、アメリカは宗教的な理由ではなく、風習・文化的な見地から男児に対する包茎手術が行われてきました。

 

また、韓国も宗教的な理由ではなく、コンプレックスの解消や性感染症の予防などを目的に包茎手術が行われてきました。兵役のある韓国では入隊前に包茎手術を行う男子が多かったのです。

 

ただし、1990年以降、アメリカでは包茎手術の数が減ってきています。これは70年代にプレストンという医師が発表された論文が広まったため。

 

この論文には包茎のメリットも書かれており、医学会全体も積極的な包茎手術の推進を行わなくなりました

 

これによって、現在のアメリカの包茎手術の数は減少中です。韓国でも、70年代に比べると包茎手術を受ける男子の数は減っており、特にここ10年はかなりの減少率です。

 

こう見ると包茎手術は世界的には減少傾向なのですが、元々包茎手術が一般的ではない日本では包茎手術が必要にもかかわらず放置している人が多いのが現状です。陰茎の状態が気になる人は包茎手術が必要か否か、一度医師の目で確認してもらった方がいいですね。


【注意】包茎手術の費用でトラブルにならない為の5つの心得!

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